薬の特徴– category –
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循環器系薬
エンレスト錠(慢性心不全治療薬)の特徴は?
今回のテーマはエンレスト! 一般名はサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物。慢性心不全の治療薬です。 バルサルタン!?という聞き覚えのある名前に、アレっと思った人も多いのでは? エンレストは2種類の成分が混合された新しい機序を有する薬剤で... -
循環器系薬
【リン吸着薬まとめ】6種類の特徴と注意点をわかりやすく!
今回のテーマはリン吸着薬です。 慢性腎臓病の方や透析患者さんがよく飲まれている薬ですね。 国内で使用できる薬は全部で6種類あります。 カルタン レナジェル ホスレノール キックリン リオナ ピートル いずれも、血清リン値を下げる薬です。 ただ、飲み... -
抗血栓薬
キャブピリン配合錠の特徴【3つの懸念と合わせて解説!】
キャブピリン配合錠が発売されました! タケキャブとアスピリンの配合剤です 名前の後半部分「キャブ」と「ピリン」の組み合わせですね。 また、配合剤が発売されたの?! と思った瞬間に、ちょっと違和感を覚えました。キャブピリンを使う場面を考えるう... -
糖尿病薬
GLP-1受容体作動薬の特徴【押さえておきたいポイントを解説!】
今回のテーマはGLP-1受容体作動薬! 国内で使用できる成分は全部で6種類です。 本邦初はリラグルチド、その後にエキセナチドが続き、最近ではセマグルチドが承認されました。 6種類の成分は何が違うの?GLP-1作動薬はどのような場面で用いるのか? そんな... -
糖尿病薬
オゼンピック注の特徴について【トルリシティと比較しながら解説!】
国内で6成分目のGLP-1受容体作動薬が登場しました。 その名はオゼンピック、一般名はセマグルチドです。 実は2018年3月に2mg製剤が承認されていた! しかし、維持量が0.5mgであり、1本で28日処方となるため、新薬の処方制限である14日ルールに引っかかり薬... -
糖尿病薬
【相違点は?】フィアスプ注の特徴をノボラピッド注と比較してみた
今回のテーマはフィアスプ注! 有効成分はインスリンアスパルト。ノボラピッド注と同じです。 どちらも超速効型インスリンに分類されます。 フィアスプとノボラピッドは何が違うのか? 両薬剤を比較しながらまとめたので共有したいと思います。 【フィアス... -
循環器系薬
ロケルマ懸濁用散の特徴、メリットと注意点も合わせて解説!
今回のテーマはロケルマ! 高カリウム血症の治療薬です。 名前の由来は 下げる(lower)とカリウム血症(kalemia)→【LOKELMA】とのこと 同治療薬としては、なんと45年ぶりの新有効成分です。 従来の治療薬との違いにも触れながら、ロケルマのメリットと注... -
循環器系薬
【尿酸生成阻害薬】フェブリクとウリアデックの違いは?
フェブリクとウリアデックって何が違うの? 今回のテーマです。どちらも尿酸生成阻害薬ですね。 類似薬のアロプリノールに比べると、なんとなく違いがイメージできるけど、この2つはかなり性質が似ているように思える! でも、よく見ると微妙な違いもあり... -
循環器系薬
ユリス錠の特徴と臨床の位置付けは?ユリノームと比較しながら考察
今回のテーマはユリス! 一般名はドチヌラド、尿酸排泄促進薬です。 どのような特徴がある薬なのか、類似薬のユリノームと比較しながら解説します。 【高尿酸血症・痛風治療薬について】 ユリスの特徴を見ていく前に、高尿酸血症・痛風治療薬について確認... -
骨粗鬆症治療薬
【新剤型】テリボンオートインジェクターの特徴
骨粗鬆症治療薬テリボンに新剤型が追加! テリボン皮下注28.2μgオートインジェクターです。 従来の週1回製剤テリボン皮下注用56.5μgと比べて何が優れているのか? 下記5つのポイントを解説します。 成分 作用機序 有効性 臨床の位置付け メリット 順番に見...