抗菌薬の使い方– category –
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【抗菌薬の勉強】感染症治療の考え方を初めに理解するのがオススメ!
今回は、「感染症治療の考え方」について解説します。 ・抗菌薬の勉強をしたいけど、何から始めたら良いかわからない・勉強は始めてるけど、思うように理解が進まない そのような悩みを抱えてる新人、若手薬剤師の方向けに、書きました。 感染症治療の考え... -
【新人薬剤師向け】カルバペネム系の特徴、Q&A形式でポイントを解説!
今回のテーマはカルバペネム系薬! 抗菌スペクトルの広さと抗菌力の強さから、細菌性感染症の切り札ですね。 どのような特徴があるのか? 勉強がてらまとめたので共有したいと思います。Q&A形式で解説しますね。 ポイントは全部で7つです どんな種類が... -
ジスロマックとクラリスの使い分け、5つの視点から考察!
今回のテーマはジスロマックとクラリスの使い分け! ご存知のとおり、どちらもマクロライド系の抗菌薬です。 ・ジスロマック(アジスロマイシン)…15員環・クラリス(クラリスロマイシン)…14員環 上記のように構造が異なりますが、作用機序は同じであるし... -
ラスビック点滴静注の特徴【クラビット点滴と比較しながら解説】
ラスビック点滴静注が2021年3月に発売されました! ラスビック錠の新剤型です。 「内服か注射薬か」の違いでしょ? と思っていたら、どうやら違うみたい…です。 注射薬ならではの押さえておくべき点があります 今回は、ラスビック点滴静注(一般名ラスクフ... -
シベクトロとザイボックスの特徴【共通点と相違点からわかりやすく】
今回のテーマはシベクトロとザイボックス! どちらもオキサゾリジノン系の合成抗菌薬です。最近ではMRSA感染症にバンコマイシンと同様に第一選択薬として使用されるケースが増えています。 ザイボックス(リネゾリド:LZD)に続き、2018年8月からは新たに... -
ラスビック錠の特徴と位置付けは?レボフロキサシンと比較しながら考察してみた
今回のテーマは、ラスビック錠! 一般名はラスクフロキサシン(LSFX)、新しいキノロン系経口薬です。国内では2008年に発売されたシタフロキサシン(STFX)から約10年ぶりの新薬ですね。 特徴や臨床における位置付けはどうなのか?同効薬のレボフロキサシ... -
ニューキノロン系のスペクトルを理解する【臨床の位置付け、適正使用のポイントも解説】
抗菌薬の勉強を始めるなら、まずはペニシリンやセフェム系からですよね。 その次はどの系統を学べばいいのか? おすすめはキノロン系! 適正使用のために押さえておきたい代表的な抗菌薬だからです ニューキノロン系は抗菌スペクトルが広く経口投与できる... -
ペニシリンとセフェム系の抗菌スペクトルを理解する【世代ごとにわかりやすく解説】
「抗菌薬のスペクトルを勉強するなら、まずはペニシリンとセフェムから!」 みんなそう思います。おそらくはじめに学習するのがこの部分ですよね。 でも、単に覚える(=暗記する)だけだとマズイです。実際に使える知識にならないばかりか、しばらくする... -
ダフクリアの特徴と臨床的な位置付け【再発リスクが低いのがメリット】
CDIの治療薬に選択肢が増えました。 ・MNZ、VCMに加えて3剤目。 ・一般名はフィダキソマイシン(FDX)です。 ・18員環のマクロライド骨格、RNAポリメラーゼを阻害するのが作用機序 今回は、ダフクリアの特徴と臨床的な位置付けについて解説します。 【ダフ... -
ザバクサ配合点滴静注用が発売!抗菌スペクトル、適応、臨床的な位置付けは?
新規の抗菌薬ザバクサが、2019年6月から使えるようになりました。 薬剤耐性菌対策が叫ばれる中、一体、どのような薬剤なのか? 今回のテーマは「ザバクサ」です。 以下の3つのポイントから、特徴を見ていきましょう。 2019年12月に敗血症と肺炎に適応が追...
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