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アセレンド注の特徴・使い方【セレン欠乏症を見逃さないためのポイントも考察!】
今回のテーマは「アセレンド注」 一般名は亜セレン酸ナトリウム、低セレン血症の治療薬です。 セレンって何か知ってますか? 必須微量元素の一つですね。セレン欠乏症は滅多に起こりません。土壌等、自然界に広く存在し、食品とともに体内に取り込まれるか... -
ワンパル1号・2号輸液の特徴【製剤のメリットと投与時の注意点を解説!】
今回のテーマはワンパル1号・2号輸液! アミノ酸 糖・電解質 ビタミン 微量元素 上記の栄養素をワンバッグに収めた高カロリー輸液です。最近、採用している施設も増えている印象ですねーー。 ワンパル輸液はどのような特徴があるのか? 製剤における5つの... -
エネフリード輸液の特徴【メリットとデメリットも考察】
今回のテーマはエネフリード! アミノ酸・糖・電解質・脂肪・水溶性ビタミンを含む栄養輸液です。 注目すべきは脂肪を含む点! 従来のビーフリードに脂肪乳剤をワンバッグ化したのがエネフリードです。 エネフリード ≒ ビーフリード+脂肪乳剤 の図式です... -
ネオアミユーとキドミンの特徴【共通点と相違点から理解する!】
今回のテーマはネオアミユーとキドミン! どちらも腎不全用のアミノ酸製剤です。 ・どのような特徴があるのか?・通常のアミノ酸輸液と何が違うのか? 前半では ネオアミユーとキドミンの共通点(アミパレンと比較) 後半では ネオアミユーとキドミンの相... -
脂肪乳剤イントラリポスはもっと使用すべき!理由を熱く語ります!
今回のテーマは脂肪乳剤(イントラリポス)! 大豆油を主成分とし、卵黄レシチンで乳化した製剤です。 静脈栄養において脂肪乳剤の投与はガイドラインでバッチリ推奨されています。それなのにどうして……と思うのが現状で、悲しいくらい無脂肪の栄養療法を... -
ラスビック錠の特徴と位置付けは?レボフロキサシンと比較しながら考察してみた
今回のテーマは、ラスビック錠! 一般名はラスクフロキサシン(LSFX)、新しいキノロン系経口薬です。国内では2008年に発売されたシタフロキサシン(STFX)から約10年ぶりの新薬ですね。 特徴や臨床における位置付けはどうなのか?同効薬のレボフロキサシ... -
ニューキノロン系のスペクトルを理解する【臨床の位置付け、適正使用のポイントも解説】
抗菌薬の勉強を始めるなら、まずはペニシリンやセフェム系からですよね。 その次はどの系統を学べばいいのか? おすすめはキノロン系! 適正使用のために押さえておきたい代表的な抗菌薬だからです ニューキノロン系は抗菌スペクトルが広く経口投与できる... -
ペニシリンとセフェム系の抗菌スペクトルを理解する【世代ごとにわかりやすく解説】
「抗菌薬のスペクトルを勉強するなら、まずはペニシリンとセフェムから!」 みんなそう思います。おそらくはじめに学習するのがこの部分ですよね。 でも、単に覚える(=暗記する)だけだとマズイです。実際に使える知識にならないばかりか、しばらくする... -
ラコール配合経腸用半固形剤の特徴【ラコール経腸用液と比較しながら解説】
今回は、 ラコールNF配合経腸用半固形剤(以下、ラコール半固形)について どのような特徴があるのか? ラコールNF配合経腸用液(以下、ラコール液体)と比較しながら解説します。 ポイントは大きく4つです。 ラコール半固形とラコール液体の比較 医薬品唯... -
イノラス配合経腸用液の特徴を理解する5つのポイント!
今回のテーマはイノラス配合経腸液! 2019年6月に発売された半消化態の栄養剤です。 イノラス配合経腸用液はどのような特徴があるのか? 勉強がてら調べたので共有したいと思います。 ポイントは大きく4つです 分類…半消化態栄養剤 特徴…高カロリー、高た...