スキルアップ– category –
-
術前管理
SGLT2阻害薬は手術前から休薬を!
今回のテーマはSGLT2阻害薬の術前休薬! 手術前に休薬が必要な薬はいくつかあります。 抗血小板薬 抗凝固薬 SERM 低用量ピル …などが有名ですね。 実はこの中に、SGLT2阻害薬も加わります しかし、血液サラサラ系のように認知度は高くありません。手術を受... -
栄養管理・NST
パレプラス輸液はビーフリード輸液の上位互換!?【共通点と相違点から考察】
今回のテーマはパレプラス輸液! 末梢静脈栄養に用いる輸液です。発売日は2014年11月、今までスルーしていたんですが、改めて特徴を調べてみるとなかなか良い製品であると感じました。 世の中的には、まだまだネームバリューのせいか、ビーフリード輸液を... -
抗菌薬の使い方
ラスビック点滴静注の特徴【クラビット点滴と比較しながら解説】
ラスビック点滴静注が2021年3月に発売されました! ラスビック錠の新剤型です。 「内服か注射薬か」の違いでしょ?と思っていたら、 どうやら違うみたい…です 注射薬ならではの、押さえておくべき点があります! 今回は、ラスビック点滴静注(一般名ラスク... -
抗菌薬の使い方
シベクトロとザイボックスの特徴【共通点と相違点からわかりやすく】
今回のテーマはシベクトロとザイボックス! どちらもオキサゾリジノン系の合成抗菌薬です。最近ではMRSA感染症にバンコマイシンと同様に第一選択薬として使用されるケースが増えています。 ザイボックス(リネゾリド:LZD)に続き、2018年8月からは新たに... -
栄養管理・NST
アセレンド注の特徴・使い方【セレン欠乏症を見逃さないためのポイントも考察!】
今回のテーマは「アセレンド注」 一般名は亜セレン酸ナトリウム、低セレン血症の治療薬です。 セレンって何か知ってますか? 必須微量元素の一つですね。セレン欠乏症は滅多に起こりません。土壌等、自然界に広く存在し、食品とともに体内に取り込まれるか... -
栄養管理・NST
ワンパル輸液の特徴は?押さえておきたい5つのポイント【投与時の注意点も解説】
今回のテーマはワンパル1号・2号輸液! 下記の栄養素をワンバッグに収めた高カロリー輸液です。最近、採用している施設も増えている印象ですね。 アミノ酸 糖・電解質 ビタミン 微量元素 ワンパル輸液はどのような特徴があるのか? 押さえておきたい5つの... -
栄養管理・NST
エネフリード輸液の特徴【メリットとデメリットも考察】
今回のテーマはエネフリード! アミノ酸・糖・電解質・脂肪・水溶性ビタミンを含む栄養輸液です。 注目すべきは脂肪を含む点! 従来のビーフリードに脂肪乳剤をワンバッグ化したのがエネフリードです。 エネフリード ≒ ビーフリード+脂肪乳剤 の図式です... -
栄養管理・NST
ネオアミユーとキドミンの特徴【共通点と相違点から理解する!】
今回のテーマはネオアミユーとキドミン! どちらも腎不全用のアミノ酸製剤です。 ・どのような特徴があるのか?・通常のアミノ酸輸液と何が違うのか? 前半では ネオアミユーとキドミンの共通点(アミパレンと比較) 後半では ネオアミユーとキドミンの相... -
栄養管理・NST
脂肪乳剤イントラリポスはもっと使用すべき!理由を熱く語ります!
今回のテーマは脂肪乳剤(イントラリポス)! 大豆油を主成分とし、卵黄レシチンで乳化した製剤です。 静脈栄養において脂肪乳剤の投与はガイドラインでバッチリ推奨されています。それなのにどうして……と思うのが現状で、悲しいくらい無脂肪の栄養療法を... -
抗菌薬の使い方
ラスビック錠の特徴と位置付けは?レボフロキサシンと比較しながら考察してみた
今回のテーマは、ラスビック錠! 一般名はラスクフロキサシン(LSFX)、新しいキノロン系経口薬です。国内では2008年に発売されたシタフロキサシン(STFX)から約10年ぶりの新薬ですね。 特徴や臨床における位置付けはどうなのか?同効薬のレボフロキサシ...