New article
-
骨粗鬆症治療薬
【新剤型】テリボンオートインジェクターの特徴
骨粗鬆症治療薬テリボンに新剤型が追加! テリボン皮下注28.2μgオートインジェクターです。 従来の週1回製剤テリボン皮下注用56.5μgと比べて何が優れているのか? 下記5つのポイントを解説します。 成分 作用機序 有効性 臨床の位置付け メリット 順番に見... -
睡眠薬
デエビゴの特徴は?ベルソムラと比較しながら解説します!
今回のテーマはデエビゴ! 一般名はレンボレキサント、不眠症の治療薬です。 分類は、オレキシン受容体拮抗薬。先に発売されたベルソムラと同じですね。 デエビゴはベルソムラと何が違うのか? 比較しながら特徴を解説します。 デエビゴを理解するためのポ... -
鎮痛薬
ナルサス・ナルラピドの特徴は?5つのメリットと注意点を解説します!
今回のテーマは、ナルサスとナルラピド! 一般名はどちらもヒドロモルフォン、オピオイド鎮痛薬です。国内では2017年から使用できるようになった比較的新しい薬ですね。最近処方される機会が増えています。 一体どのような特徴があるのか?5つのメリットと... -
栄養管理・NST
脂肪乳剤イントラリポスはもっと使用すべき!理由を熱く語ります!
今回のテーマは脂肪乳剤(イントラリポス)! 大豆油を主成分とし、卵黄レシチンで乳化した製剤です。 静脈栄養において脂肪乳剤の投与はガイドラインでバッチリ推奨されています。それなのにどうして……と思うのが現状で、悲しいくらい無脂肪の栄養療法を... -
鎮痛薬
アセリオ静注液、投与前に注意すべき5つのポイント!
今回のテーマはアセリオ静注液! 解熱鎮痛薬アセトアミノフェンの注射製剤です。国内では2017年2月に発売されました。 最近、アセリオを使用するケースが増えています。とくに手術後の疼痛管理や緩和ケア領域の場面です。経口投与できない時に有用ですよね... -
仕事
薬剤師×専門性【職場環境に適した分野を高めるのがオススメ!】
「◯◯専門薬剤師になりたいとか、△△認定薬剤師を目指したい!」 と、やる気のある新人・若手薬剤師の方が増えています。薬学生から就職セミナーや実務実習で資格の取得について質問されることも多いです。 高い志に驚かされる一方で、ある疑問が湧いてきま... -
抗菌薬の使い方
ラスビック錠の特徴と位置付けは?レボフロキサシンと比較しながら考察してみた
今回のテーマは、ラスビック錠! 一般名はラスクフロキサシン(LSFX)、新しいキノロン系経口薬です。国内では2008年に発売されたシタフロキサシン(STFX)から約10年ぶりの新薬ですね。 特徴や臨床における位置付けはどうなのか?同効薬のレボフロキサシ... -
抗菌薬の使い方
ニューキノロン系の抗菌スペクトルを理解する【臨床の位置付け、適正使用のポイントも解説】
抗菌薬の勉強を始めるなら、まずはペニシリンやセフェム系からですよね。 その次はどの系統を学べばいいのか? おすすめはキノロン系! 適正使用のために押さえておきたい代表的な抗菌薬だからです ニューキノロン系は抗菌スペクトルが広く経口投与できる... -
循環器系薬
サムスカの特徴【臨床的な位置付け、適正使用のポイントも合わせて】
今回のテーマはサムスカ! 一般名はトルバプタン、バソプレシンV-2受容体拮抗薬です。利尿作用のキレがよく、従来の利尿剤では効果が不十分だった例にも有効性が期待できます。 2010年に「心不全における体液貯留」の適応が承認、2013年には「肝硬変におけ... -
抗菌薬の使い方
ペニシリンとセフェム系の抗菌スペクトルを理解する【世代ごとにわかりやすく解説】
「抗菌薬のスペクトルを勉強するなら、まずはペニシリンとセフェムから!」 みんなそう思います。おそらくはじめに学習するのがこの部分ですよね。 でも、単に覚える(=暗記する)だけだとマズイです。実際に使える知識にならないばかりか、しばらくする...