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腎機能が悪い人に注意!投与量チェックを見逃すと危険な薬ベスト5
腎機能に応じた投与量かどうかの確認は、薬剤師が行う大切な仕事の一つです。 処方箋に並んだ薬品名を眺め、腎排泄型薬剤をパッと区別し、「あっ、この薬は要注意!」と、危険を察知できれば、仕事がはかどります。 一方で、見逃すと大変です。血中濃度上... -
【eGFRとは?】薬剤師がマスターすべき2種類の活用法!
腎機能が良いのか、それとも悪いのか? 評価するための指標がeGFRです。日常的によく見かけますよね。 実は大きく2つの活用法があるのをご存知ですか? 医薬品を安全に使うためには、その両方の理解が必要です! 今回はeGFRをテーマに、薬剤師がマスターし... -
【持参薬の安全管理】テモダールの事故から薬剤師が学ぶこと
テモダールによる死亡事故が発生しました。 なぜ事故が起こってしまったのか? 原因と解決策を考察したので共有したいと思います。 【テモダールの医療事故:概要】 新聞報道によると 骨折で入院した70歳男性が悪性神経膠腫(しんけいこうしゅ)の治療薬テ... -
PCI後のDAPTはどのくらい続けるの?
DAPTはいつまで続けるのか? PCIの後はステント血栓症を防ぐためにDAPTの投与が欠かせません。 心臓カテーテル治療(Percutaneous Coronary Intervention:PCI) 抗血小板薬2剤併用療法(Dual Anti-Platelet Therapy:DAPT) 一方で、出血性合併症を減ら... -
DAPT療法とは?押さえておきたい2つの適応
DAPT療法とは何か? 要約すると Dual Anti-Platelate Therapyの頭文字をとって“ダプト” 抗血小板薬、2剤併用療法のこと 強力な抗血栓効果が期待できる 反面、出血性合併症のリスクが高い では、DAPTはどのような時に使用するのか?適応場面は大きく2つです...