インスリン製剤のまとめ【種類・特徴・使い方等】

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今回のテーマはインスリン製剤!

ご存知のとおり、いろんな種類があります。もう覚えるのが大変ですよね。

薬剤師である私も、知識が曖昧です。

この製剤の作用プロファイルは?
投与のタイミングは、食前それとも食直前?
空打ちは2単位?注入後の保持時間は?
開封後の使用期限はどのくらい?

と、インスリン製剤を眺めながら、思い悩むことは少なくありません^_^

そこで、知識の整理がてら、押さえておきたいポイントをまとめたので共有したいと思います!

目次

インスリン製剤の一覧表

インスリン製剤は大きく3種類の剤型があります。

  1. プレフィルド(薬液が注射器に充填されている)
  2. カートリッジ(専用のペン型注入器に薬液を取り付ける)
  3. バイアル(専用の注射器を用いて計量)

中でも汎用されているプレフィルド製剤について種類ごとにまとめました。カートリッジ製剤やバイアル製剤の有無は表の右端に記載しています。

分類製剤名デバイス投与時点空打ち注入保持使用期限単位の調節範囲懸濁の要否カートリッジバイアル
超速効型フィアスプフレックスタッチ食事開始2分前以内
食後20分以内
2単位6秒4週間1-80
ルムジェブミリオペン5秒4週間1-60
ミリオペンHD0.5-30
超速効型ノボラピッドフレックスタッチ食直前15分前以内2単位6秒4週間1-80
フレックスペン1-60
イノレット1-50
ヒューマログミリオペン5秒4週間1-60
ミリオペンHD0.5-30
アピドラソロスター10秒4週間1-80
インスリンアスパルトBS注 NR「サノフィ」ソロスター10秒4週間1-80
インスリンリスプロBS注HU「サノフィ」ソロスター10秒4週間1-80
速効型ノボリンRフレックスペン食事30分前2単位6秒6週間1-60
ヒューマリンRミリオペン5秒4週間1-60
中間型ノボリンNフレックスペン食前30分以内2単位6秒6週間1-60
ヒューマリンNミリオペン5秒4週間1-60
混合型ノボラピッド30ミックスフレックスペン食直前15分前以内2単位6秒4週間1-60
ノボラピッド50ミックスフレックスペン1-60
ヒューマログ25ミックスミリオペン5秒4週間1-60
ヒューマログ50ミックスミリオペン1-60
ノボリン30Rフレックスペン食事30分前2単位6秒6週間1-60
イノレット1-50
ヒューマリン3/7ミリオペン5秒4週間1-60
配合溶解ライゾデグ配合注フレックスタッチ食直前15分前以内2単位6秒4週間1-80
持効型トレシーバフレックスタッチ指定なし2単位6秒8週間1-80
レベミルフレックスペン夕食前又は就寝前6秒6週間1-60
イノレット1-50
インスリングラルギンBS注「リリー」ミリオペン朝食前又は就寝前5秒4週間1-60
インスリングラルギンBS注「FFP」キット10秒4週間1-80
ランタスソロスター10秒4週間1-80
ランタスXRソロスター指定なし3単位5秒6週間1-80
配合薬ゾルトファイフレックスタッチ指定なし2ドーズ6秒3週間1-50
ソリクアソロスター朝食前10秒31日間1-20
使用期限は室温(1-30℃)の場合

カートリッジ製剤の種類や特徴、専用ペン型注入器については、別記事で詳しくまとめているので合わせてご覧いただけたら幸いです!

ざっとこんな感じです。ここからは押さえておきたいポイントを見ていきましょう!

大きく6つです。

  1. 種類
  2. 投与タイミング
  3. 空打ちの単位数
  4. 注入保持時間
  5. 単位数の調節範囲
  6. 開封後の使用期限

2023年11月16日

ノボラピッド注イノレット、レベミル注イノレット、イノレット30R注が販売終了となり、経過措置品目に移行しました。

ノボラピッド注イノレット、レベミル注イノレット、イノレット30R注、経過措置品目移行、販売終了のご案内

インスリン製剤の種類

大きく7つの型があります!

①超速効型、②速効型、③中間型、④持効型
⑤混合型⑥配合溶解⑦配合薬

理解するためのポイントは2つです。

①作用プロファイル

インスリン製剤は効果発現時間と作用時間の違いから分類されます。まず、下記4つが基本の型です。名前のとおり、効果発現が最も早く、作用時間がもっとも短いのが①超速効型インスリン、続いて②速効型、③中間型が続きます。一方で、作用発現が最も遅く、作用時間が最も長いのが④持効型インスリンです。中間型に比べてピークがなく、24時間安定した効果が得られます。

製剤ごとに作用プロファイルが異なる理由

理由は吸収速度に違いがあるからです

ヒトインスリン(速効型)は投与後、6量体を形成し、2量体→単量体へ解離したのち血管内へ吸収されます。超速効型は単量体での安定性を増すように構造を改変したインスリンアナログ製剤です。投与後、速やかに血中へ移行します。

一方で、中間型はヒトインスリンにプロタミンを加えた製剤です。結晶体の安定化により吸収速度を遅らせています。さらに、持効型は溶解性や解離性を低下させるよう構造を改変したインスリンアナログ製剤です。中間型よりもゆっくりと吸収されます。

製剤改良点効果成分
速効型ヒトインスリン
中間型ヒトインスリン+プロタミン結晶の安定化
吸収速度低下
ヒトイソフェンインスリン(ノボリンN、ヒューマリンN)
超速攻型ヒトインスリンの構造改変単量体の安定化
吸収速度向上
インスリンアスパルト(ノボラピッド)、インスリンリスプロ(ヒューマログ)、インスリングルリジン(アピドラ)
持効型ヒトインスリンの構造改変溶解性、解離性低下
吸収速度低下
インスリングラルギン(ランタス)、インスリンデテミル(レベミル)、インスリンデグルデク(トレシーバ)
フィアスプがノボラピッドよりも速く吸収される理由

血管拡張作用のあるニコチン酸アミドを加えて、吸収速度を向上させているからです

有効成分はインスリンアスパルトと共通ですが、添加物の違いにより、フィアスプはさらに効果発現時間が短縮されています。

製剤フィアスプノボラピッド
有効成分インスリンアスパルトインスリンアスパルト
添加物フェノール、m-クレゾール、濃グリセリン、酢酸亜鉛、リン酸水素二ナトリウム二水和物、L-アルギニン塩酸塩、ニコチン酸アミド、塩酸、水酸化ナトリウムフェノール、m-クレゾール、濃グリセリン、酢酸亜鉛、リン酸水素二ナトリウム二水和物、塩酸、水酸化ナトリウム
ルムジェブはヒューマログよりも速く吸収される理由

血管透過性亢進作用のあるクエン酸、血管拡張作用のあるトレプロスチニルを加えて、吸収速度を向上させているからです

同様に、有効成分はインスリンリスプロと共通ですが、添加物の違いにより、ルムジェブはさらに効果発現時間が短縮されています。

製剤ルムジェブヒューマログ
有効成分インスリンリスプロインスリンリスプロ
添加物濃グリセリン、塩化マグネシウム、m-クレゾール、クエン酸ナトリウム水和物トレプロスチニルナトリウム、酸化亜鉛、pH調節剤
濃グリセリン、m-クレゾール、リン酸水素二ナトリウム七水和物、酸化亜鉛、pH調節剤

次に、⑤〜⑥は下記のように2つの成分(型)を配合した製剤です。

⑤混合型インスリン=③中間型+①超速効型または②速効型
⑥配合溶解インスリン=④持効型+①超速効型

各インスリン製剤の組み合わせによる作用プロファイルを示します(下表を参照)

⑦配合薬は④持効型とGLP-1受容体作動薬の組み合わせです。インスリン作用プロファイルは持効型と同じですね。

インスリンとGLP-1作動薬の配合薬であるゾルトファイとソリクアは別記事にまとめています。ぜひご覧くださいね。

続いて2つ目のポイント

②インスリン製剤の投与目的

インスリン製剤は投与目的から大きく3つに分かれます。

  1. 追加分泌を補う…超速効型、速効型
  2. 基礎分泌を補う…中間型、持効型
  3. その両方を補う…混合型、配合溶解

健康な成人は追加インスリン分泌(食事に合わせて素早く)と基礎インスリン分泌(1日を通してゆっくりと)によって血糖値を調節しています。下図のとおりです。

超速効型、速効型は追加インスリン分泌と挙動が似ています。吸収が速く、作用時間が短いからです。一方で、中間型、持効型は吸収が緩やかであり、基礎インスリン分泌とよく似た挙動を示します。

つまり、追加分泌を補うインスリンは、おもに食後の高血糖を、基礎分泌を補うインスリンは主に空腹時の血糖値を改善するという理解ですね。

配合製剤は1本の注射で基礎分泌と追加分泌を補える製剤です。配合比率において(超)速効型の割合が多ければ食後の血糖を、中間型・持効型の割合が多いと、空腹時(食間)の血糖を下げる作用が強くなります。

1型糖尿病では両方を補うためにインスリン投与が欠かせません。自己免疫疾患が原因で膵臓のβ細胞が破壊され、インスリン分泌が枯渇するからです。通常、(超)速効型と持効型の組み合わせや配合溶解を用いて、追加と基礎インスリンを補うことで血糖コントロールを行います。

一方で、2型糖尿病は生活習慣や遺伝等が原因で、インスリン分泌が相対的に不足する病態です。基本的には経口薬を用いますが、コントロールが難しい時などに、血糖値の状態に合わせて、各種インスリン製剤を選択します。たとえば、持効型インスリンで基礎分泌を補いつつ、グリニド系薬で食後の追加分泌を刺激するような使い方です。

①作用プロファイルと②投与目的の違い:まとめ

分類作用プロファイル特徴追加分泌を補う基礎分泌を補う
①超速効型効果発現が速く、作用時間が短い
食後の血糖を下げる
②速効型効果発現がやや速く、作用時間がやや短い
食後の血糖を下げる
③中間型効果発現がやや遅く、作用時間がやや長い(ピークあり)
食間の血糖を下げる
④持効型効果発現が遅く、作用時間が長い(明らかなピークなし)
食間の血糖を下げる
⑤混合型超速効型と中間型
食後と食間の血糖を下げる
速効型と中間型
食後と食間の血糖を下げる
⑥配合溶解超速効型と持効型
食後と食間の血糖を下げる

インスリン製剤:投与のタイミング

分類食前
30分前
食直前
15分前以内
食事開始
2分前以内
食事開始後
20分以内
超)超速効型
超速効型
速効型
混合型
(超速+中間)
混合型
(速+中間)
配合溶解
(超速+持効)

ポイントは3つです。

①超)超速効型

フィアスプやルムジェブは食事開始2分前以内または食後20分以内に投与できます。先述のように、ノボラピッドやヒューマログよりもインスリンの吸収速度が上がっているからです。食後に投与できるのは強みですが、基本的には食直前投与を行います。

「通常は2分前以内」で「ケースに応じて食事開始後20分以内も可」という理解です

フィアスプが食後投与よりも食直前投与が勧められる理由

フィアスプは、臨床試験において投与後26週までのHbA1c変化量がノボラピッドと比べて非劣性ですが、食後血糖値では食後投与は食直前投与に比べて劣る可能性が示唆されているからです。

製剤フィアスプフィアスプノボラピッド
投与時点食前投与食後投与③食前投与
HbA1c(変化量)
※26週時点
-0.12
③に対して非劣性
-0.002
③に対して非劣性
-0.10
食後1時間血糖値(変化量)
※26週時点
-20.3018.75-2.74
 成人1型糖尿病患者における試験:Basal-Bolus療法(国際共同第III相試験)

本剤は、ノボラピッド注より作用発現が速いため、食事開始時(食事開始前の2分以内)に投与すること。また、食事開始後の投与の場合は、食事開始から20分以内に投与すること。なお、食事開始後の投与については、血糖コントロールや低血糖の発現に関する臨床試験成績を踏まえた上で、患者の状況に応じて判断すること

フィアスプ注 電子添文
ルムジェブが食後投与よりも食直前投与が勧められる理由

同様にルムジェブも、臨床試験において投与後26週までのHbA1c変化量がヒューマログと比べて非劣性であったものの、食後血糖値では食後投与は食直前投与に比べて劣る可能性が示唆されているからです。

製剤ルムジェブルムジェブヒューマログ
投与時点食前投与食後投与③食前投与
HbA1c(変化量)
※26週時点
-0.13
③に対して非劣性
0.08
③に対して非劣性
-0.05
食後1時間血糖値(変化量)
※26週時点
-28.612.5-0.
 1型糖尿病患者を対象にした国際共同第III相試験

本剤は、ヒューマログ注と比べて作用発現が速いため、食事開始時(食事開始前の2分以内)に投与すること。また、食事開始後の投与の場合は、食事開始から20分以内に投与すること。なお、食事開始後の投与については、血糖コントロールや低血糖の発現に関する臨床試験成績を踏まえたうえで、患者の状況に応じて判断すること

ルムジェブ注 電子添文

②混合型・配合溶解インスリン

混合型と配合溶解インスリンの投与時点は、「追加分泌を補う成分の投与タイミング」に合わせます。つまり、食前か食直前のいずれかです。中間型や持効型に合わせると、低血糖症状を引き起こす可能性があります。

ノボラピッド30ミックスノボラピッド(食直前)ノボリンN(食前30分)
食直前に投与する、食前30分前に投与すると低血糖の危険

③持効型インスリン

持効型インスリンは夕食前や就寝前投与が一般的です。調べると製剤ごとに違いがありました。投与時点は患者さんの利便性や血糖値の状況に合わせて決定するかたちですね。

指定なし朝食前夕食前就寝前
トレシーバ
レベミル
ランタス
ランタスXR

インスリン製剤:空打ちの単位数

通常:2単位
例外:3単位(ランタスXR)
配合薬:2ドーズ

インスリン製剤(プレフィルド、カートリッジ)は投与前に空打ちを行います。針先の空気を抜き、注入器が正しく動くことを確認するためです。空打ちを正しく行わないと、投与量が不足したり、故障した注入器を使い続ける可能性があります。

空打ちの単位数は通常2単位です。ここは製剤間の共通点ですね。

しかし、例外があります。ランタスXRは3単位の設定です。誤って2単位で行うと、針先の空気が十分に抜けずに、投与量の不足を招く可能性があります。

ランタスXRの空打ちが3単位の理由

ランタス注に比べて、1単位あたりの液量が少なく、2単位の設定では十分に空気抜きを行えない可能性があるからです。以下のように、ランタスXRは高濃度製剤で、単位あたりの投与量がランタスに比べて3分の1と少なくなっています。

ランタスランタスXR
規格300単位/3mL450単位/1.5mL
濃度100単位/1mL300単位/1mL
単位当たりの液量0.01mL0.0033mL

インスリン製剤:注入保持時間

インスリン製剤の注入保持時間
ノボ ノルディスク ファーマ製品
6秒
イーライリリー製品
5秒
サノフィ製品
10秒
サノフィ製品:ランタスXR 
5秒

ここは煩雑です。各社ごとに注入保持時間の設定が異なります。統一して欲しいですね…。

中でもややこしいのがサノフィ製品のランタスXR。同じ会社のランタスは10秒なのに対して5秒と半分です。先述のとおり、液量が少なく短時間で注入が完了するためだと思われます。

インスリン製剤:最小単位数と最大単位数

メーカー名デバイス最小単位最大単位
ノボフレックスタッチ180
フレックスペン160
イノレット150
イーライリリーミリオペン160
ミリオペンHD0.530
サノフィソロスター180
三和化学キット180
配合薬を除く(ゾルトファイ:1-50、ソリクア:1-20)

単位数の設定範囲がデバイスごとに異なります。用量調節は1単位ずつが基本ですが、ミリオペンHDは0.5単位ずつ微調整が可能で、小児患者や細かく用量設定が必要な人には有用なデバイスです。

インスリン製剤:開封後の使用期限

使用期限薬剤名
4週間②③④⑤以外
6週間ノボリンR、ノボリン30R、ノボリンN、レベミル、ランタスXR
8週間トレシーバ
3週間
4週間(1〜25℃)
ゾルトファイ
31日間ソリクア
室温(1〜30℃)の条件

ほとんどの製剤は開封後、室温で4週間です。ここを押さえた上で、例外を覚えておくと良いと思います。

1つ目は6週間の製剤。ノボ製品のレギュラーインスリンと中間型インスリン、その混合製剤、それから持効型レベミル、ランタスXRの5製剤です。

例外2つ目はトレシーバ。8週間使用できます。基礎インスリンの単位数が少量の場合(1回2〜3単位+空打ち)は有用ですね。1本でまるまる8週間使用可能!あと、配合薬のゾルトファイとソリクアは使用期限が短いことを覚えておきましょう。

インスリン製剤:Q&A

まとめ作業の中で、調べたことをQ&Aにしました。ご参考までに。

静脈内投与・筋肉内投与できるインスリン製剤は?

皮下注射に加えて、静脈内投与、筋肉内投与ができるのは下記4製剤です。

種類製剤皮下注静注筋注
速効型ノボリンR
(バイアル)
速効型ヒューマリンR
(バイアル)
超速効型ノボラピッド
(バイアル)
超)超速効型フィアスプ
(バイアル)
混合型インスリンの種類と配合割合は?
分類商品名速効型超速効型中間型
混合型
(速効+中間)
ノボリン30R37
ヒューマリン3/737
混合型
(超速効+中間)
ノボラピッド30ミックス37
ノボラピッド50ミックス55
ヒューマログ25ミックス2.57.5
ヒューマログ50ミックス55

配合比率について超速効型の割合が多くなるとより食後の血糖を、中間型の割合が多くなると、食間の血糖を下げる効果が強くなります。

配合溶解インスリンの配合割合は?

ライゾデグ=インスリンアスパルト(ノボラピッド)+インスリンデグルデク(トレシーバ)

分類商品名速効型持効型
配合溶解
(超速効+持効)
ライゾデグ配合注37
ランタスとランタスXRの違いは?

ランタスXRはランタスに比べて濃度が3倍の製剤です。注射液量が少なくなり、皮下の無晶性沈殿物の単位量あたりの表面積が小さくなることで、投与部位からの吸収がより緩やかになる作用プロファイルを示します。

ランタスXR注 インタビューフォーム
ランタスXR注 インタビューフォーム

操作方法や使用期限にも違いがあります。特に空打ちの単位数は注意ですね。

ランタス
300単位/3mL
ランタスXR
450単位/1.5mL
剤型ソロスター
カート
バイアル
ソロスター
濃度100単位/1mL300単位/1mL
単位当たりの液量0.01mL0.0033mL
投与時点朝食前、就寝前指定なし
空打ち2単位3単位
注入保持10秒5秒
使用期限開封後4週間開封後6週間

まとめ

今回はインスリン製剤の種類、特徴、使い方等、押さえておきたいポイントをまとめました。

中でも、インスリン製剤の種類と作用プロファイルは特に重要ですね。逆に言うとそこ覚えておけば、投与タイミングも理解できます。

注入保持時間の違いは、異なる製剤を併用する時が問題になります。アドヒアランスを考えて、長い方に合わせることも必要だと思いました。

あと、ランタスXRとランタスの違いは、ややこしいので知識を整理しておきましょう。

目次