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鎮痛薬
【痛み止めNSAIDs】胃潰瘍・消化管出血リスクと予防方法について
痛み止めは胃が荒れます。 医療者はもちろん、患者さんだってわかってる人が多いです。あまりにメジャー過ぎて、記事を書く必要もないんじゃない? と思う一方で、もしかすると、実はよく知らなかったり、有名な副作用なのできちんと知識を整理しておきた... -
仕事
【薬剤師の職能】スペシャリストとジェネラリストどちらを目指すべきか考察してみた!
今回は、薬剤師の職能に注目! ジェネラリストとスペシャリストどちらを目指すべきなのか?を考察しました。 特に、薬学生や新人薬剤師の方が目指す薬剤師像がクリアになればうれしいです。 薬剤師の職能を決める2つの方向性 薬剤師になって仕事をしていく... -
仕事
【アスピリン喘息】「禁忌薬」と「使用できる薬」のまとめ
アスピリン喘息って、名前が良くないと思いませんか? だって、誤解を招きやすいですよね。「アスピリンだけが喘息発作をおこす」と思われがちだし、「アスピリンさえ飲まなければ大丈夫」と誤った認識の人もいます。 アスピリン喘息のことを、正しく理解... -
腎機能チェック
腎機能が悪い人に注意!投与量チェックを見逃すと危険な薬ベスト5
腎機能に応じた投与量かどうかの確認は、薬剤師が行う大切な仕事の一つです。 処方箋に並んだ薬品名を眺め、腎排泄型薬剤をパッと区別し、「あっ、この薬は要注意!」と、危険を察知できれば、仕事がはかどります。 一方で、見逃すと大変です。血中濃度上... -
腎機能チェック
【eGFRとは?】薬剤師がマスターすべき2種類の活用法!
腎機能が良いのか、それとも悪いのか? 評価するための指標がeGFRです。日常的によく見かけますよね。 実は大きく2つの活用法があるのをご存知ですか? 医薬品を安全に使うためには、その両方の理解が必要です! 今回はeGFRをテーマに、薬剤師がマスターし... -
仕事
【持参薬の安全管理】テモダールの事故から薬剤師が学ぶこと
テモダールによる死亡事故が発生しました。 なぜ事故が起こってしまったのか? 原因と解決策を考察したので共有したいと思います。 テモダールの医療事故:概要 新聞報道によると 骨折で入院した70歳男性が悪性神経膠腫(しんけいこうしゅ)の治療薬テモダ... -
抗血栓薬
PCI後のDAPTはどのくらい続けるの?
DAPTはいつまで続けるのか? PCIの後はステント血栓症を防ぐためにDAPTの投与が欠かせません。 心臓カテーテル治療(Percutaneous Coronary Intervention:PCI) 抗血小板薬2剤併用療法(Dual Anti-Platelet Therapy:DAPT) 一方で、出血性合併症を減ら... -
抗血栓薬
DAPT療法とは?押さえておきたい2つの適応
DAPT療法とは何か? 要約すると Dual Anti-Platelate Therapyの頭文字をとって“ダプト” 抗血小板薬、2剤併用療法のこと 強力な抗血栓効果が期待できる 反面、出血性合併症のリスクが高い では、DAPTはどのような時に使用するのか?適応場面は大きく2つです...