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ダフクリア錠の特徴【バンコマイシン散と比較しながら解説】
今回のテーマはダフクリア錠! 一般名はフィダキソマイシン、18員環のマクロライド骨格を有するニュークラスの薬剤です。 ・ダフクリアの特徴は何か?・従来薬バンコマイシン散との違いは何か? 勉強がてら調べたので、共有したいと思います! 【ダフクリ... -
【CDI治療薬】メトロニダゾールとバンコマイシンの特徴について
「抗菌薬のこと」は医師からよく質問を受けます。 中でも、CDI治療薬に関する内容が特に多い印象です。 たとえば ・CDIの治療薬は何を使ったらいいの?・◯◯の投与量は?何日くらい投与したらいいの?・経口投与が難しい人だけど、△△は粉砕できるの? それ... -
マンジャロとトルリシティ【共通点と相違点のまとめ】
マンジャロ皮下注が令和5年4月18日に発売されました。 一般名はチルゼパチド。GIP/GLP-1受容体作動薬です。 マンジャロは従来のGLP-1製剤と何が違うのか?気になりますよね。 今回は、マンジャロ皮下注アテオス(GIP/GLP-1受容体作動薬)とトルリシティ皮... -
イナビル「吸入懸濁用」と「吸入粉末剤」の違いは?
新剤型! イナビル「吸入懸濁用160mgセット」 が2019年6月に承認、10月25日から販売されました。 イナビル「吸入粉末剤」との違いは何か? 気になりますよね。 今回は、イナビル「吸入懸濁用」と「吸入粉末剤」を比較しながら、両剤の違いを解説します。 ... -
インフルエンザ治療薬の特徴・使い方まとめ
今年は(今年こそ)インフルエンザが流行りそうな予感…。 新型コロナと同時感染というニュースもやってましたね。 もう2、3年くらい、インフルエンザの薬を調剤していない気がします。 それぞれの特徴や使い方はどうだったけ? 知識が薄れていたり、曖昧に... -
DOACと消化管出血【薬剤師が押さえておきたいポイント】
最近、DOAC(ドアック)の処方が増えてきました! 直接作用型経口抗凝固薬(direct oral anticoagulant:DOAC) ワルファリンに比べて、投与量が固定で簡便に投与できるし、安全性も高い(頭蓋内出血が少ない)からですよね。一方で、意外と知られてないの... -
脳梗塞の急性期に使う薬について
脳梗塞の薬といえば、「血液をサラサラにする薬」ですよね。ほかにもいくつかあります。 たとえば 一度固まった血栓を溶かす薬 脳細胞が傷ついていくのを防ぐ薬 脳の腫れを和らげる薬 など。いろんな種類の薬が活躍してくれます。 今回は脳梗塞、特に急性... -
脳梗塞を予防する薬!抗凝固薬と抗血小板薬の使い分け
脳梗塞の予防薬といえば、 血液をサラサラにする薬ですよね。真っ先に頭に思い浮かびます。 といっても、どういう状況で薬が処方されたのか? 人によってさまざまです。たとえば、自宅で倒れていたところを発見されて、救急搬送後に一命を取り止めた患者さ... -
新人薬剤師は意識しよう!伝える力を伸ばす3つのテクニック!
\ 自分の意見や考え方を、相手にわかりやすく伝える / 伝える力は、ビジネスマンにとって不可欠なスキルの1つです もちろん薬剤師だってそう。日常業務では「伝える力」が求められています。 たとえば、服薬指導の場面。専門用語をわかりやすい言葉で噛み... -
ロトリガとエパデールEMの違い【7つのポイント】
エパデールEMカプセルが登場しました。 高脂血症に用いるEPA製剤です。飲み方は1日1回でOK! じゃあ、同効薬のロトリガと何が違うのか?ふと、疑問に思った人もいるはず! そこで今回は、ロトリガ粒状カプセルとエパデールEMカプセルの違いをまとめたので...